脱毛前はある程度自分でムダ毛の処理をしてから施術を受けます。
それは脱毛サロンであろうとクリニックであろうと変わりはなく、剃り残しが見つかるとそこだけ脱毛が出来なかったり、別料金を支払って処理をお願いしなければいけません。
でもボーダーラインはどこまでなのか?
自分ではちゃんと処理したつもりでもNGだったらと思うとプレッシャーになります。
予備知識として【剃り残し】の長さを知っておくと気持ちにも余裕が持てるはず。
こちらの記事では剃り残しについて詳しくご紹介します。
脱毛は剃り残しがあると施術が受けられない
剃り残しがあると脱毛が出来ないのは今や脱毛の常識となりつつあります。
それでも最初のカウンセリングでしっかり事前説明はされますから、知らなくて恥ずかしいということはありません。
では何故、剃り残しがあってはいけないのでしょうか?
その理由を理解すると脱毛の仕組みに通じるかもしれません。
よりきれいに、痛みを感じることなく理想の肌になるためにはとても大切な作業と言えます。
剃り残しがあると脱毛が受けられない
脱毛を希望するならVIOも含む身体中のどこでも自己処理は必要です。
それは自分ではよく見えない背中やOラインも例外ではありません。
前もってムダ毛処理は自分で準備をして、剃り残しがあれば脱毛が受けられないというのが基本になります。
見逃してしまった一部分であればスタッフ側で目印をつけ、そこだけ照射がされません。
全体的に剃り残しが目立つようなら、その日の予約も無駄になってしまうでしょう。
ただ不安なパーツは有料でサービスを提供してくれるところもありますから、無理はせず利用してもいいですね。
剃り残しがあると脱毛が受けられない理由
剃り残しがNGの理由は2つあります。
- 火傷などの事故防止
- 脱毛効果を上げるため
脱毛は毛に多く含まれるメラニン色素に反応して熱を照射しています。
毛が長いまま肌に触れていれば、伝わった熱から火傷などのリスクが高まります。
また毛穴付近で処理をされていると熱は毛の根元に集中し、毛を作り出す部分にダイレクトに伝わるため脱毛効果も上がります。
長く伸びているとその分熱パワーが分散され、効果も薄れてしまいますね。
自分の肌を危険から守るためにも、脱毛効果を早く実感するためにも処理が必要になります。
剃り残しとはどれくらいの長さからNGになるのか
これは実際にアリシアクリニック院内で貼られている写真になります。
シェービング翌日はセーフ、シェービング2日後はアウト(一般的な毛量の場合)です。
毛穴付近まで短くしていればOKですが、あまり深剃りをしてしまうと今度は肌トラブルで施術が受けられなくなってしまうかもしれません。
脱毛の際の剃り残しの長さ
ほとんどの脱毛サロンやクリニックでは3mmを越えるムダ毛はアウトと判定されます。
毛穴からやっと顔を出す1~2mm程度であれば問題なく施術が受けられます。
その程度なら前日処理でも問題はありませんね。
脱毛前の自己処理方法
まず道具ですが、カミソリではなく電気シェーバーがおすすめです。
肌に直接刃が当たらないので肌を傷つける心配がありません。
剃り残しの無い自己処理のポイントは3つあります。
- 自己処理は2~3日前から始める
- いろいろな角度からチェックする
- 脱毛当日は電気シェーバーを持参する
ムダ毛処理は前日に済ませればいいと思っている人も少なくありませんが、余裕をもって2~3日前からスタートしましょう。
1回で全てが剃り切れるとは限りませんから、連続で処理をして剃り残しを防ぎます。
ただしこれも電気シェーバーを使うからこそで、カミソリでは肌への負担が大き過ぎますね。
剃り跡チェックも角度や照明によって違いますから、手鏡を使い時間を掛けてチェックしましょう。
電気シェーバーはサイズもコンパクトですから、脱毛当日も持っていると心強いはずです。
「あっ!」と気付いた時にトイレでもすぐに処理ができますよ。
剃り残しがある場合の対処
万全に準備をしたつもりでも剃り残しがあったら?
各サロンやクリニックごとにルールがあります。
剃り残しのある場所を照射してくれない
大前提として「剃り残しがある場所は脱毛しない」というところが意外と多いです。
事前の自己処理が前提なので、基本的には照射されないと思ってください。
ただし料金プランや施術場所によってはサポートが受けられる場合もあります。
シェービング代の相場
別料金でシェービングをサポートしてくれる場合はその金額が気になりますね。
脱毛は1回では終わりませんから、回数を重ねるほど負担が重くなります。
相場としては1,000円~3,000円程度で、わずかな剃り残しでも請求されてしまう場合があります。
出来れば自己処理だけで施術を受けたいところです。
無料のサロンやクリニックも多い
契約のプランや特典などでシェービングがサービスされる場合もあります。
特に自分では剃りにくい背中やOラインはサポートしてくれるところが多いでしょう。
また「剃り残しは照射しない」としていても、数本程度ならスタッフの判断で処理してもらえる場合もあります。
サロンやクリニックの口コミを見るとそういった時の対応も多く投稿されていますよ。
基本的にはNGですが、通ってみたら良心的な対応で安心したという声も見かけます。
ただし、あくまで事前の自己処理は必須ですから、次回からは漏れのないように剃っていきましょう。
まとめ
いざ脱毛がスタートすると期待をしても、剃り残しがあってはその部分の施術が出来なくなってしまいます。
そうなると気持ちも折れてしまいますね。
予約をした日は自己処理を完璧にしてサロンやクリニックに向かいましょう。
数日前から準備を進めておけば失敗もしないはずです。
いざとなれば当日電気シェーバーで最終仕上げをしても良いでしょう。
カミソリでは肌を傷つけてしまう可能性がありますから、自己処理に使うアイテム選びは重要です。
施術前のチェックで自信が持てるとサロン通いが楽しくなりますね。
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