生まれて間もない赤ちゃんに授乳する瞬間は、母として最初の我が子とのかけがえのないスキンシップです。
特に、「授乳中に吐き気を感じてしまい、毎回の授乳がつらい」といった悩みは多いものの、周囲に母性を疑われそうで相談しづらいものです。
ここでは授乳中に感じる吐き気の原因と、改善する方法について紹介します。
授乳中の吐き気の原因とは
数時間おきの授乳、深夜のおむつ替えなどの慣れない育児からくるストレスで、自律神経も乱れがちになってしまいます。
身体が不調だと、心も病んでしまうものです。
産後の貧血によるもの
1回(1日)の生理で、多い人は100mlも血を失います。
特に妊娠中から産後にかけては、母体よりも赤ちゃんに優先して鉄分などの栄養素が使われてしまいます。
また、母乳は血液から作られています。
血液の赤色の元となる赤血球が母乳には含まれないだけで、毎回の授乳で血が失われていることに違いはありません。
医師が指示する漢方や、鉄分を補給できるサプリメントを飲んでみるのも、産後の貧血予防には良いかもしれません。
産後のママ向け、おすすめのサプリを一つ紹介しておきますね。
美めぐり習慣
保存料ゼロ・着色料ゼロ・香料ゼロと3つのゼロで妊娠中から飲めるように女性の目線で生まれた鉄分補給サプリです。
鉄分以外にも女性に嬉しい栄養素がぎゅっと詰まってるので、産後の体力回復のために飲むのもおすすめですよ!
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水分不足による「脱水症状」
血液の9割は水分でできているので、授乳後にふらついたりといった脱水症状に襲われる人も少なくありません。
オキシトシンホルモンの分泌による影響
母乳には、オキシトシンとプロラクチンという二つのホルモンが大きく関わっています。
オキシトシンはスキンシップをとったり、愛情を感じると分泌されます。
オキシトシンには筋肉を収縮させる働きもあり、乳腺の筋上皮細胞を収縮させ、乳房の中にたまった母乳を外に飛び出させる作用があります。
吐き気を予防するためにできること
生後すぐは3,000gほどだった赤ちゃんも、3か月頃には倍ほどの重さになり、授乳には赤ちゃんを支える体力が必要です。
吐き気を予防して我が子とスキンシップを楽しむために、今からできることがあります。
授乳期は意識して水分を多めに摂取する
成人が1日に必要とする水分量は、体重1キロにつき50mlです。
授乳中はそれに加え、6キロの赤ちゃんでは900ml前後の母乳を飲むので、少なくともそれらを上回る水分を摂取しなければなりません。
「コーヒーが好きだけど、カフェインは母乳に影響がありそうだから控えたい」という人には、たんぽぽコーヒーはノンカフェインで母乳の生成も助けるので、一服してストレス解消にも良いかもしれません。
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母乳育児に最適なノンカフェインコーヒーで水分を補給しながらリラックスできますよ。
吐き気がつらい時は添い乳
添い乳(そいちち)とは赤ちゃんに母乳を吸わせながら一緒に横になることで、以下のようなメリットがあります。
- 横になりながら授乳と寝かしつけができ、身体を休ませることができる
- 赤ちゃんもお乳を飲みながら安心して眠れる
特に生後3カ月ほどは3時間おきの授乳や、赤ちゃんが昼夜の区別がついていないことによる夜泣きで、体を起こしての授乳では体力が削られるものです。
オキシトシン対策は搾乳で
オキシトシンは赤ちゃんに乳首をくわえられること、吸われることで分泌が促されます。
また、最近の市販の粉ミルクは母乳成分がよく研究されていて、母乳育児と成長に差はないとされています。
場合によっては母乳にこだわらず、ミルクと混合するなどもいいでしょう。
貧血が疑われる時は病院を受診する
「立ち上がったときにフラフラするから、貧血気味かも?」
立ちくらみは貧血とは少し違い、脳が酸欠になった状態です。
一方、【貧血】とは血液中に含まれるヘモグロビンが減少している状態です。
ヘモグロビンとは、以下のように説明されています。
ヘモグロビンとは、赤血球中の大部分を占めている血色素。私たちの血液が赤いのはヘモグロビンによるものです。貧血の人は顔色が青白いことはよく知られていますが、これは、血色素であるヘモグロビンが少なくなっているからなんです。
引用:貧血とは血が薄いこと
授乳での育児中には、病院などの人が多い場所に行くのはためらわれがちです。
下まぶたに赤みがなく白っぽい時
貧血をチェックする方法として、鏡の前で目の下まぶたを「あっかんべー」をするときのように、めくって色をみる方法があります。
これは下まぶたにたくさんの血管が通っている上、まぶたの皮膚が薄いため、体調の良しあしが表れやすいためです。
画像のように、まぶたの裏がうっすら赤かったり、ピンク色であれば問題ありません。
体の冷えと動悸がひどい
貧血の8~9割が何らかの原因で血中の鉄分が不足する、【鉄欠乏性貧血】といわれています。
授乳で体内の鉄分が不足すると、ヘモグロビンの生成がうまくいかず、赤血球が小さくなってしまいます。
疲れやすく一日中だるい
「最近疲れやすいけど、年のせいかな」など、貧血によるだるさは加齢と結び付けられがちです。
以下のセルフチェックをしてみて、当てはまる項目が多い場合は貧血かもしれません。
□疲れやすい
□口内炎や口角炎ができやすい
□抜け毛が多い
□朝目覚めにくい
□肩こりが酷い
□頭痛が頻発する
□顔色が青い、もしくは青白い
□ダイエット中である
□朝食を抜くことがある
□ファーストフードやカップ麺が好き
□外食をすることが多い
このような貧血を改善するには、以下のような方法があります。
- 食事内容を見直す
- 鉄剤などを医師から処方してもらう
鉄分は単体では体に吸収されにくい栄養素です。
しかし一日に必要な鉄分は、以下の画像のように食事だけでは摂取が困難です。
食事の見直しと共に鉄分サプリを飲むのも、貧血対策には良いでしょう。
鉄分補給におすすめなサプリ「美めぐり習慣」の公式サイトはこちら
まとめ
特に初めての出産だと右も左もわからず、赤ちゃんの授乳を優先して、自分の食事も満足に摂れないことが多いものです。
赤ちゃんのことも大切ですが、授乳は特に、お世話ができるのはお母さんだけです。
おっぱいを求めて激しく泣いていても、「まずは自分自身が水分を摂取してから」と気持ちを定めておくなど、赤ちゃんのためにもまずは自分の心身を大切にしてあげましょう。
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