スリングで新生児を抱っこする時は要注意!窒息や脱臼を防ぐポイント

妊娠&育児

抱っこ紐だと赤ちゃんの足を通したり大変だったけど、スリングだとスムーズにあやせるようになった!

新生児を抱っこする時に大活躍するスリング。

抱っこ紐のようにベルトが何か所もついてなくて、サッと赤ちゃんを包んで抱けるので便利ですよね。

しかしスリングを使う際は注意をしないと、窒息や股関節の脱臼を招くことがあります。
  • 新生児をスリングで抱っこする時の注意点
  • スリングのメリット
  • スリングのデメリット

この記事では、スリングに赤ちゃんを入れて使う際の注意点や、メリットとデメリットを紹介します。

 

 

新生児をスリングで抱っこする時の注意点

スリングは抱っこ紐よりもいろんな服に合わせやすく、デザインも凝ったものが多く人気です。

しかし使い方のポイントを知っておかないと、赤ちゃんが不安定になってしまいます。

  • 脚は必ず開脚させること
  • 赤ちゃんが窒息しないような位置で抱くこと

ここでは、赤ちゃんをスリングで抱っこする時に気を付けたいポイントを紹介します。

 

脚は必ず開脚させること

赤ちゃんの足は、カエルのように開いているのが自然な状態です。

出典:抱っこの完成形をチェックしてみましょう!(寄り添い抱き)

抱っこする際は画像のように、赤ちゃんの脚を開脚させてあげましょう。

脚が下にだらんとまっすぐ伸びてしまったままの状態だと、以下のような危険があります。

  • お腹だけでスリングの布で支えられている状態なので、赤ちゃんの背中にスリングの布がたまり、不安定になる
  • 赤ちゃんの脚を開き、背中にたまっているスリングの布を足を包み込むように引き上げる。
    そうしないと、赤ちゃんがスルッと抜けて落下するおそれがある

開脚させて布を引き上げると、赤ちゃんの背中にある布がピンと張り、お尻も自然に持ち上がります。

布が赤ちゃんのヒザの裏に集まってしまいますが、かえって赤ちゃんがしっかり支えらえるので安心です。

 

赤ちゃんが窒息しないような位置で抱くこと

スリングを使用すると、赤ちゃんの顔や全身がすっぽりと布で覆われます。

首が座る前の赤ちゃんを横向きに抱っこすると、以下の理由で窒息のおそれがあるとされています。

  • 赤ちゃんが顔を横に向けてしまうと、首の位置を元に戻せず、側面の布で息ができなくなる
  • 赤ちゃんの顔と、抱っこする大人の身体とが密着していると、気道がふさがれてしまう

「生後4か月未満の赤ちゃんは、こうした窒息による死亡のリスクが高い」と、アメリカの消費者製品安全委員会(CPSC)は注意を呼びかけています。

  • 赤ちゃんの位置が下になりすぎていないか
    …抱っこする大人が、赤ちゃんのおでこにキスができる高さが理想の高さと距離です。
  • 赤ちゃんのあごを引きすぎていないか
    …抱っこする大人との距離が近すぎたり、赤ちゃんの身体が丸まった姿勢で縮こまりすぎていても、息が苦しくなってしまいます。

 

 

スリングのメリット

スリングは使い方に慣れると、数秒もかからず赤ちゃんをくるんで抱っこすることができます。

  • 体が密着するので赤ちゃんが安心する
  • コンパクトにまとまるので持ち運びに便利
  • 長期間にわたって使用できる優れもの

ここでは、スリングを使用するメリットを紹介します。

 

体が密着するので赤ちゃんが安心する

スリングの最大のメリットは、ママやパパと体が密着する点です。

また、外出先でもさりげなく、スリングの中で赤ちゃんに授乳することもできます。

 

  • 腰だきやおんぶの状態で家事をすることができる
  • 抱っこをしながら両手が自由になるので、パソコン作業や飲食ができる
  • ぐずっても密着感があり安心するので、すぐに落ち着いてくれる
  • 寝かせた後、そのままベッドに移動させやすい

ママの体温がじかに伝わるので、「スリングだと良く寝てくれる」という声も多いです。

 

コンパクトにまとまるので持ち運びに便利

ベビーカーでお出かけする時は、買い物などで帰りには荷物が多くなってしまいますよね。

スリングだと、抱っこからベビーカーに下ろしたときに、収納スペースにサッとしまうことができます。

また、抱っこ紐のようにベルトなどがごちゃごちゃとついていないのも魅力です。

結婚式など、スリングは正装に合わせやすいのも人気の理由です。

 

長期間にわたって使用できる優れもの

一度スリングに慣れてしまえば、数秒で赤ちゃんを布部分に包むことができます。

簡単に洗濯もでき、乾きが早いのも特徴です。

子供が生まれたその日から、幼児期まで長く使うことができます。

スリングとの長いお付き合いの最中には、下の子が生まれることもあるでしょう。

上の子が赤ちゃん返りしてしまったときに、スリングに入れてあやしてあげると機嫌をなおしてくれる

というママもいます。

お兄ちゃんやお姉ちゃんにとって、赤ちゃんの頃からずっとママと密着してきたスリング。

兄弟が生まれても再び包まれることで、ママの愛情を感じることもあるのでしょう。

「スリング=赤ちゃんを可愛がるためのもの」、という意識があって、愛情を確認できるのかもしれませんね。

 

 

スリングのデメリット

長期間にわたり使用できるスリング。

しかし、使う場所やタイミングに気をつけなくてはいけないことがあります。

  • 長時間の使用には向いていない
  • ものによっては使い方の理解が難しい
  • 片方の肩にばかり負担がかかる

ここでは、スリングを使う際のデメリットについて紹介します。

 

長時間の使用には向いていない

スリングで長時間外出先で歩いたりする際には、少し注意が必要です。

歩いているうちに赤ちゃんの重みで布の部分がずれて、落としそうになった

と振り返るママもいます。

道路の上で赤ちゃんが落下するのと、柔らかいじゅうたんなどがある室内で落下するのとでは危険度が違います。

スリングを利用する際は、これらのケースに限定すると安全でしょう。

  • 屋外ではなく、自宅などの室内や、お店の中で使う
  • 長時間使わず、短時間の移動に向いている
  • 座り作業や食事など、あまり動かないときに便利
スリングは赤ちゃんが安心して眠ってくれやすい分、ママもそのままじっとしたいときに効果的に使えます。

飲食店に入りたくてすぐに寝かしつけたい時や、落ち着いて話がしたい時などに重宝するママもいます。

 

ものによっては使い方の理解が難しい

以下の動画では、スリングを使っての抱っこの仕方を紹介しています。

あらかじめ肩にスリングをかけておくことから始まり、赤ちゃんをかついで抱っこしたり…。

慣れるまでは安全に抱っこできているか、不安が残りそうですね。

スリング使用時の不安
  • 商品によって布の長さなどの調整が難しい
  • 使いこなすのに時間がかかり、赤ちゃんがずり落ちそうで常に不安
  • 抱っこ紐よりも装着にコツが必要

 

赤ちゃんが急にのけぞったりして、転落してしまった事例もあります。

 

片方の肩にばかり負担がかかる

スリングを使ってから、肩こりや腰痛がひどくなった

というママもいます。

これは、スリングを正しく使えていないことからくる症状かもしれません。

スリング使用時は肩から背中にかけて、上半身全体で赤ちゃんを支えます。

スリングをかけている片方の肩ばかり凝ってしまうということは、背中の力がうまく働いていない状態です。

スリングを肩に負担なく使うコツ
  • スリングをしても、ママが普段と変わらない姿勢で抱っこできている
  • 赤ちゃんからママが両手を離しても、不安定だと感じることがない
  • 赤ちゃんをくるむ背中の布がたわまず、広がっている

 

赤ちゃんの背中に布が張り付くようにして抱っこすると、しっかり布で支えられている状態になります。

適切に使えば、ママが背中で支えられるので疲れにくいかもしれませんね。

 

まとめ

「寝かしつける時は絶対スリング!」とこだわるママも多い程、赤ちゃんを安心させてくれます。

安全に使うためには、重心が赤ちゃんから離れないようにしましょう。

抱っこする位置も時々下がっていないか、チェックしておきたいところですね。

 

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この記事を書いた人
Noraja

1児の母。
ノラ猫が増えないように、捕獲や不妊去勢手術をする『地域猫活動』に興味あり。
趣味は絵や文章を書くこと、景色を眺める事、人の話を聞くこと。

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