
赤ちゃんに乳首をかまれて、授乳時間がゆううつ…。
授乳していると、赤ちゃんが「ガブリ!」と、おっぱいや乳首をかむことがあります。
思わず悲鳴をあげるほど、痛いこともありますよね。
- 赤ちゃんが授乳中におっぱいを噛む理由とは
- おっぱいを噛まれた時の対策
この記事では、赤ちゃんが噛んでしまう理由と、噛まれないようにするための対策を紹介します。
赤ちゃんが授乳中におっぱいを噛む理由とは
- 歯が生えかけてむずがゆい
- 遊び飲みをしている
- ママが授乳に集中していないのをわかっている
まずは赤ちゃんが噛みたくなってしまう気持ちについて解説します。
歯が生えかけてむずがゆい
赤ちゃんは早いと生後3~4か月頃から、最初の歯が生えてきます。
または、ママに「おっぱいの味がいつもと違う、美味しくない」ということを、噛むことで伝えている可能性もあります。
さらに、赤ちゃん自身が体調が悪いという場合もあるので、最近体調に変化はなかったかを思い起こしてみましょう。
遊び飲みをしている
おっぱいを飲むのに飽きてきたとき、赤ちゃんが「遊び飲み」をし始めることがあります。
部屋でついているテレビやおもちゃが気になっているけれど、おっぱいも気になるので、つい噛んでしまうというケース。

授乳中にキョロキョロよそ見をしたりする場合は、授乳を中断して、他の遊びに誘ってあげても良いかもしれませんね。
ママが授乳に集中していないのをわかっている
赤ちゃんは見ていないようで、ママの様子をよく観察しています。
ママがスマホを触っていると噛んでくる赤ちゃんもいます。
他にも、こんな気持ちから噛んで気を引こうとしている可能性があります。
- ママが眠そうにしていて、寂しくて構ってもらいたい
- 眠たくて、授乳を中断してほしい
- 離乳食の時期に入り、ご飯でお腹が満たされていて「もういらない」と思って噛む
授乳しながらついスマホを操作してしまいがちですが、そんなママの様子を赤ちゃんは見ています。
おっぱいを噛まれた時の対策
おっぱいを噛まれた痛さで「やめなさい!!」と怒鳴ったり突き飛ばしてしまい、自己嫌悪に陥ってしまうこと、ありますよね?
- 噛まれたらすぐに鼻をつまむ
- 授乳を中断して赤ちゃんからおっぱいを取り上げる
- 目を見て「いけないこと」だと伝える
ここでは、赤ちゃんが噛んできた時におすすめの対応について紹介します。
噛まれたらすぐに鼻をつまむ

ガブリと噛まれてれ痛すぎて叫んだら、びっくりして大泣きされてしまって自己嫌悪…。
鼻をつままれると息ができないので、パッと自分からおっぱいを外します。
なぜそんなことをされたのか赤ちゃんにはわからないので、
「噛まれたら痛いんだよ」
「ダメだよ」
という言葉を添えてあげましょう。
おっぱいが顔に迫ってくると、反射的に顔をそむけたりして歯から外してくれます。
※ほっぺたをクリクリと押したりして外すママもいます。
授乳を中断して赤ちゃんからおっぱいを取り上げる
噛まれたらいったん、授乳を中断しましょう。
そして普段とは違う低い声で、「噛んだらダメよ」と言ってあげます。
目を見て「いけないこと」だと伝える
根気が必要ですが、噛まれたときに赤ちゃんの目を見て、繰り返し「噛むのはいけないこと」だと伝えるのも効果的です。
赤ちゃんの片方の口角を、人差し指で「いー」をするように押し広げると、噛んだ状態から外してくれます。
その後で、気持ちを落ち着かせて「噛んだら痛い」ということを赤ちゃんに伝えます。
言葉では伝わらないと思いがちですが、ママの気分も赤ちゃんは敏感に感じ取っているものですよ。
まとめ
あまりに噛まれるのが続くときは、痛いんだよと伝えながら、「しっかり見ているよ」と言って、安心させてあげるのも良いかもしれませんね。
関連記事 授乳でおっぱいがカチカチになってしまう時の原因や対策を紹介した、以下の記事もおすすめです。
授乳中に胸がカチカチで痛い!対処法・授乳前にすると良いこととは?
コメント