「息子が、気付いたらいつもおまたを触っている」
「このまま触る癖がやめられないんじゃないかと思うと、将来が心配…」
男の子をもつママにとって、どうしてそんな行動をとるのかがわからず、悩んでしまうことがありますよね。
この記事では、男の子が股間を触ってしまう理由や、やめさせたいときの声かけのコツについて紹介します。
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男の子がおまたを触ってばかりいるときに気を付けたいこととは
男の子が自分のおまたを触ってしまうのは、3歳くらいになると珍しくありません。
やめるように神経質に注意していたけど、「気付いたら自然にやめていた」というケースがほとんどです。
子供に心理的ストレスがないかどうか
男の子が股間をさわるのは以下のような心理が考えられます。
- 寂しかったり孤独を感じていたりして、リラックスを求めて触ってしまう
- 感受性が強く、傷つきやすい性格をしている
- 股間を触らないよう厳しくしかられて、ストレスを感じている
もちろん、心理的なストレスが絶対に原因とは言い切れません。
汚れた手で触っていないかどうか
具体的に性的な場所だと意識するのは小学校高学年~中学生頃ですが、赤ちゃんでもおちんちんが固くなりますし、「触ると気持ちが良い」という感覚はかなり早くからあると考えられます。
その時、気を付けたいのは以下の2点です。
- 汚れた手で触っていないかどうか…尿路感染症になるおそれがある
- 頻繁に強く、引っ張ったりしてないかどうか…亀頭包皮炎になるおそれがある
尿路感染症は性器の構造上、女の子がなりやすいですが、まれに男の子もかかることがあるので注意が必要です。
男の子が股間を触る理由とは
男の子が股間を触るのには、ママが想像もつかないような理由もあります。
下着の中で蒸れてかゆい
特に夏場など、パンツのなかが蒸れてかゆいことがあります。
また、おしっこを我慢していて、両手で股間を押さえてしまうこともあるでしょう。
性器の存在が不思議で単純に面白い
小さい子は「単純に面白い」という理由で性器を触ってしまったり、わざと物に当てたりこすったりすることがあります。
寂しさやストレスを紛らわすため
何らかの寂しさやストレスを抱えていて、気持ちを落ち着かせようと性器を触っている可能性もあります。
- 兄弟が生まれて「構ってもらえていない」と思っている
- 引っ越しや両親の多忙など、環境が変わって戸惑っている
思い当たる節があっても、自分を責める必要はありません。
性器いじりをやめさせたい時に効果的な声かけ
仕方がない行動とはいえ、性器いじりはできればしてほしくありませんよね。
やめさせたい時に効果的な声かけなどはあるのでしょうか。
怒鳴ったり叱ったりしない
性器いじりをやめさせたくても、自分でも無意識にしてしまっていることがあります。
そのため、以下のような高圧的な言葉は避けたいものです。
- 「何やってんの!」
- 「もう〇歳なのに、みっともないわね」
- 「汚い!すぐに手を洗ってきて!」
下着が蒸れて気持ち悪かったり、ストレスが原因だったりもするので、こうした言葉は傷つけるだけになってしまいます。
「自分の性器は汚い、みにくい場所」
という過剰な不潔意識や、ゆがんだ性の意識を植え付けかねません。
- 性に目覚めてほしくない…子供らしくいて欲しい、いやらしいと感じてしまう
→性に目覚めるくらいは自然なことなので、許してあげる - 汚いと感じてしまう…手を洗う必要性をきちんと教えてあげて、大事な場所だからこそ、性器を普段から人前で触ることが良くないことを感じさせる
とても大切なものだということをしっかり説明する
性器いじりをやめさせるには、穏やかに優しく諭(さと)してあげましょう。
- 「とても大切なところだから、大事に大事にしようね」
- 「あんまりいじったら、痛くなっちゃうかもね」
ストレスを感じて性器を触っているようなら、ストレス発散に付き合ってあげるのも大切です。
- 体を動かした遊びに誘ってあげる
- 夢中になれる、好きなことを一緒に探してあげる
- 大切な存在だということを繰り返し伝えてあげる
子供は自分が感じていることを、わかりやすく言葉で伝えることができません。
「蒸れて気持ち悪くなっちゃった?」
「おもちゃみたいで楽しいの?」
など、気持ちを代わりに言ってあげるのも良いでしょう。
まとめ
性器いじりは、照れた時に無意識に前髪を触ってしまう人がいるように、やめたくても癖になっている場合もあります。
無理にやめさせようと焦ると、子供にもそれが伝わりストレスになりかねません。
まずはママが心に余裕を持ち「そんな時期もあったなぁ」と将来笑い話に変えられることでしょう。
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