卒乳後にしぼんだ胸を元に戻すには?垂れ胸に効果的なストレッチを!

妊娠&育児

離乳食をよく食べるようになると、おっぱいが大好きだった子もいずれは卒乳を迎えます。

ママもお酒を飲めるなどの食事制限から解放され喜びたいところですが・・・。

「卒乳してからバストが垂れてしまった」

「妊娠前よりも胸のサイズが小さくなった」

 

卒乳後の胸を見て愕然としてませんか?

 

この記事では、卒乳後なぜ胸がしぼんでしまうのか、元のサイズに戻すにはどんな方法があるのかを紹介します。

 

また、バストを支える「クーパー靭帯(じんたい)」を鍛えることで、胸のハリを取り戻す方法を紹介した、以下の記事もおすすめです。

関連記事クーパー靭帯を鍛える方法と垂れ胸のハリを取り戻す7つのポイント

 

卒乳後にしぼんだ胸を元に戻す方法とは

妊娠中は女性ホルモンが普段の数十倍分泌される影響で、胸が大きくなります。

しかし、授乳中から1年間ほどのあいだに、ホルモンの分泌量が下がることで徐々にしぼんでしまいます。

 

猫背にならないように良い姿勢をキープする

妊娠中に大きくなった胸は、産後2~3日に最も大きくなると言われています

その後授乳などで、どんどん小さくなり垂れていってしまいます。

  • だっこして授乳する際、赤ちゃんにおっぱいを下に引っ張られている状態になるので、卒乳後おっぱいが下に垂れてしまう
  • オムツ替えや着替え、抱っこなど、前かがみで行う育児が多く、猫背になってしまい新陳代謝が悪くなり、胸のハリが失われてしまう

 

猫背の姿勢が続くとリンパの流れも悪くなるので、胸への血液の循環が妨げられます

 

つけるべき下着の見直し

「妊娠中は、人生で初めて巨乳を体験した」
という女性も多い程、バストのサイズが大きくなります。

人によっては妊娠前と比べて2カップほどアップするので、産後新しくブラのサイズを測り直すことをおすすめします。

最近はノンワイヤーや、キャミソールにブラがついている締め付けないタイプの下着が人気ですよね。

妊娠中は胸が張るので締め付けられるのを嫌い、こうしたブラを愛用する人が多くなっています。

 

しかし締め付けが弱すぎると、以下のようなデメリットもありますよ!

  • 胸を支える力(ホールド力)が弱く、乳房の形が崩れたり左右の大きさが違ってしまう原因になる
  • 胸の脂肪が前ではなく横や下方向に流れてしまい、胸が左右に開いてしまう「離れ乳(はなれちち)」や垂れた胸の原因になってしまう

 

こうしたことを防ぐために、産後は妊娠前のブラを着けず、新しくバストのサイズを測り直して、今の自分に合うものを着用する必要があります

 

女性ホルモンを補う

産後、赤ちゃんにおっぱいを吸われることで、プロラクチンという女性ホルモンが分泌されます。

プロラクチンが出ることで母乳が作られますが、卒乳に向かうにつれて徐々に赤ちゃんへの供給が少なくなり、それと共に胸もしぼんでいってしまいます。

 

そのため、食事などから女性ホルモンを補う必要があります。

  • タンパク質(胸の筋肉を作る)…豆腐、納豆、卵、豚や牛のヒレ肉など
  • ビタミンA(胸のハリを補う)…ほうれん草、人参、レバーなど
  • イソフラボン(女性ホルモン、エストロゲンに似た働きを持つ)…味噌、豆腐、枝豆など

 

卒乳後に残念なバストになってしまう理由とは


卒乳によってバストが縮んだり歪(ゆが)んだりしてしまうのは、妊娠・出産による身体の変化が原因です。

 

皮膚が伸びてしまうため

 プロラクチンというホルモンは、母乳を作り出す作用を持ち、乳腺に乳汁(にゅうじゅう)をためるため胸を大きくしてくれます

授乳で大きくなった胸を覆う皮膚は、卒乳してしぼんだ際には余ってしまいます

 

そのため、卒乳で胸がしぼむとともに、乳房を覆っていた皮が垂れてしまうのです。

 

授乳によって下に引っ張られるから

赤ちゃんがおっぱいを吸うときは、乳首を引っ張られた状態になります

添い乳(そいちち)にせよ、座って抱っこして授乳するにせよ、乳汁が出てきやすいように斜め下に向けて吸わせることになります。

下方向に乳首が引っ張られる日が約1年間も続くので、授乳が終わってもおっぱいのハリが失われ、乳首が下向きに垂れ下がってしまうのです。

 

クーパー靭帯が伸びてしまう

妊娠中から産後にかけて胸が大きくなることで、クーパー靭帯が伸びてしまいます。

そのため産後に胸が垂れたり、しぼんでしまう原因になります。

 

クーパー靭帯にはバストを支える役割がありますが、一度伸びてしまったりダメージを受けると、元に戻りにくい性質があります。

 

大きくなったバストの重みでクーパー靭帯が耐え切れず、伸びてしまうことで、胸が小さくなり、垂れた印象になってしまうのです。

 

垂れ胸に効果的なおっぱい体操とは

「一度授乳で垂れてしまったおっぱいは、もう元に戻らないの?」
と不安になってしまいますが、日々の積み重ねで形や大きさを整えることができます。

 

肩や脇周辺のストレッチをする

 

バストは大胸筋という筋肉の上に靭帯(じんたい)が乗り、その上に胸の脂肪が乗っている構造をしています。

妊娠中は運動を控えるので、胸を支えている大胸筋の筋力も落ちてしまいます

 

イラストのように、肩や脇周辺のストレッチをすることで、バスト周辺の筋肉がほぐされ、血液の流れもよくすることができます。

 

他にもストレッチなどで、理想的なバストに近付けることができます。

  1. 合唱のポーズ…背筋をまっすぐに伸ばし、手の平を胸の真ん中で合わせます。
  2. 息をゆっくりと吐き(15秒ほどかけます)、合わせた手の平を中心に向かって、左右同じ力で押しあいます。
  3. ひじの角度は90度を心がけ、5回程繰り返します。

 

また、バストに意識を向けた腕立て伏せも有効です。

  1. 床に膝をついた状態で腕で身体を支えます。
  2. 肩幅より少し広い程度に腕を広げます。
  3. 腕で身体を支えるというより、胸に力を入れて体を上下させるように意識して腕立て伏せをします。

 

おっぱいを揺らしてほぐす

動画では、授乳で張って痛みが残っている胸でも、やさしくマッサージする方法を、元助産師さんが経験の中から紹介してくれています。

  • 胸筋に張り付いてしまった胸をはがす「おっぱいはがし(はずし)」
    …大胸筋からバストを支える靭帯をはずすため揉んであげると、靭帯の上に乗っている胸の脂肪も動かされ、ふわふわなおっぱいになる
  • 血液の循環を促し、キレイな形の胸にするための「おっぱいゆらし」
    …斜め下から上に持ち上げるように揺らすと、靭帯が収縮されてリンパの流れが良くなる

 

まとめ

卒乳は育児の中でも、子供の成長をはっきり実感できる嬉しい瞬間ですよね。

ママの身体も産前の状態に戻ってくれると良いのですが、長い時間をかけて授乳してきた影響は、そう短時間でなくなるものではありません

 

しかし「いつかは体力の回復と共に、胸のサイズも戻る」と信じて、育児につかれた自分をいたわるように、セルフマッサージができると良いですね。

コメント