まさか子宮外妊娠!?受診べき3つの症状

妊娠&出産

妊娠しても、子宮の中に正常に受精卵が着床(ちゃくしょう)してくれない場合があります。

子宮外妊娠(しきゅうがいにんしん)は、文字通り子宮ではない場所で卵が根を張り、育ってしまう状態を指します。

 

妊娠の継続が難しいケースが多く、この記事では
子宮外妊娠が起こると卵管が破裂してしまうと聞くけど、何週目くらいでわかるの?
自覚症状はあるの?
など、気になる点についてまとめました。

 

また、妊娠初期には子宮外妊娠以外にも、流産するリスクの高い「胞状奇胎(ほうじょうきたい)」という状態が起こる可能性があることを紹介した、以下の記事もおすすめです。

関連記事胞状奇胎の原因と種類とは?自然流産か手術で妊娠を中断する場合も

 

 

子宮外妊娠での卵管破裂が起こるのは何週から?

子宮外妊娠は自覚症状がないことが多く、そのまま放置していると卵管が破裂してしまうおそれがあります。

 

妊娠6週以降には破裂する可能性がある

現在では子宮外妊娠は異所性妊娠(いしょせいにんしん)と呼ばれていて、その約9割が卵管に受精卵が着床してしまうことで起こります。

通常であれば、卵管で受精しても受精卵は卵管を通り子宮内で着床します。

しかし何らかの原因でスムーズに受精卵が移動できないと、そのまま卵管の中にとどまってしまい、根を張ってしまうのです

 

胎嚢(たいのう:赤ちゃんを包む袋)が確認できる妊娠6週目にまで受精卵が成長すると、卵管が耐え切れなくなって破裂してしまう可能性が出てきます。

 

子宮外妊娠が判明するのは5週前後

産婦人科の先生から子宮外妊娠の可能性を指摘されるのは、妊娠2カ月にあたる5週目前後です。

積極的に基礎体温を測ったり妊娠検査薬でチェックしていない限り、
今月はそういえば、まだ生理が来てないな
と少し遅れを感じる程度で、まだ妊娠したこと自体にも気付きにくい時期です。

妊娠5週目では妊娠していればhCGという、妊娠したことを示すホルモン数値があがり、病院で妊娠の確定診断が受けられます。

 

5週目に入っていてホルモン数値も高くなっているのに、エコーで子宮内に受精卵が見当たらない場合、子宮以外の場所への妊娠が考えられます。

 

 

子宮外妊娠時の自覚症状とは

私も妊娠の陽性判定を4週目で受けてから、ホルモンの数値がそれほど高くないために、5週目で病院の先生から「子宮外妊娠かも知れない」と指摘されました。

 

妊娠に気付いていない時でも子宮外妊娠は下腹部痛など、生理前の時と症状が似ているので、病院のエコーで初めて気付くことが多いです。

 

9割近くの人が感じる「下腹部痛」

子宮外妊娠は子宮ではなく卵管に受精卵が着床することで起こります。

そのまま赤ちゃんへと成長する過程で、9割近くの女性に「下腹部痛」が現れると言われています。

 

卵管は子宮のように伸縮性のある臓器ではないので、週数が進むにつれてお腹が圧迫されたような痛みが強くなっていくのです。

 

不正出血

生理でもないのに性器から出血する「不正出血(ふせいしゅっけつ)」も、子宮外妊娠のサインの可能性があります。

 

出血が見られたときは、以下の点に注意して経過を観察した方が良いでしょう。

  • 出血がいつから始まったのか
  • 不正出血の量は多いか少ないか、色は鮮血か茶色がかっているのか等

 

妊娠週数が進むにつれて、出血量が増えたり下腹部痛がひどくなったり、腰の痛みが出る場合は要注意です。

 

破裂時にはお腹の激痛と吐き気

子宮外妊娠でも出血などの症状もないまま、赤ちゃんの心拍が確認できるまで成長してしまうことがあります。

その場合「排便時にいきんだときに、猛烈な下腹部痛を感じた」ということで、初めて異変に気付くこともあります。

 

生理前に下腹部痛を感じる女性も多いですが、子宮外妊娠では以下のような違いがみられます。

  • 生理前~生理開始までは、じわじわ出血量が増えて血の色も濃くなるのが、子宮外妊娠では少量の出血がだらだらと続く
  • 生理前では茶色がかったおりものが出て、徐々に鮮血になっていくのが、ピンク色のおりものが出る

 

卵管が破裂してしまうと、お腹の中で大出血が起こります。
激しい腹痛に加えて出血性ショックが起こると、命にかかわる重大な危険です。

 

そうなる前に、以下のような点に心当たりがあれば、病院で診てもらうと安心です。

  • 生理が1週間以上遅れているのに、基礎体温がずっと高いまま
  • 病院で妊娠判定をもらったあとホルモン数値がそれほど高くならず、上りも下がりもしない、またはずっと高い数値のまま、下腹部痛や不正出血がある
  • お腹に力を入れると刺すように痛む

 

まとめ

子宮外妊娠は病院で妊娠陽性反応をもらってからわかることが多いため、「せっかく妊娠できたのに…」と、とてもショックを受けてしまいます。

 

以下のような人がなりやすいとも言われています。

  • 卵巣や卵管を手術した経験がある
  • 性感染症や、子宮内膜炎などにかかったことがある
  • 人工妊娠中絶を経験している

 

この他にも、卵管の形が生まれつき特殊だったり、受精卵の運動機能が良くなかったりも考えられます。

「自分のせいで、赤ちゃんがダメになってしまった」と悔やまず、自分をいたわってあげましょう。

 

 

スポンサーリンク
この記事が気にいったら
いいね!しよう
最新情報をお届けします。
この記事を書いた人
Noraja

1児の母。
ノラ猫が増えないように、捕獲や不妊去勢手術をする『地域猫活動』に興味あり。
趣味は絵や文章を書くこと、景色を眺める事、人の話を聞くこと。

Norajaをフォローする
スポンサーリンク
妊娠&出産妊娠&育児
flaugh(フラウ)

コメント