新生児のいきみは、ママなら誰もが経験しているかもしれません。
うちの子も寝ているときに顔を真っ赤にしてきばったり、うなったりして心配になっていました。
- いきみの原因
- いきみの対処法
- いきみはいつまで続くのか
この記事では新生児のいきみについて、わかりやすく紹介します。
また、おっぱいの出に悩んだりして、ミルクを検討するママは多いものです。
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新生児がいきむ主な原因とは
赤ちゃんがいきんでしまう主な原因は3つあり、イラストにしてみました。
新生児がいきんでも、うんちも3日に1回ほど出ていて食欲があり、機嫌よくしていれば特に心配しなくてもいいケースがほとんどです。
腸内にガスが溜まりやすいため
便秘になる赤ちゃんも出てきて、腸内にガスも溜まりやすくなってしまい、苦しくなりいきみにつながります。
ゲップが下手な子はよくいきむ傾向がある
また、新生児の頃は赤ちゃんもまだおっぱいやミルクを飲むことに慣れていなくて、空気も一緒にたくさん吸い込んでしまいます。
まれに、おっぱいを飲むのが上手すぎて、一緒に空気を吸い込むことがないためゲップが出ない場合もあります。
便意を感じていきむ
便意を感じてもまだ腹筋が発達していなくて、上手に排便できないことも、赤ちゃんのいきみの原因になります。
「母乳が出すぎてお乳がはれて痛い」
といったママの事情で赤ちゃんにたくさん飲ませすぎて消化が追いついていない可能性もあります。
いきみの原因に合わせた対処をしてあげる
苦しそうにいきんでいるときは、まずは原因は何かを探る必要があります。
「授乳後に苦しそう」
「寝る前に落ち着いてからいきむ」
など、赤ちゃんのいきみのタイミングに合わせた対処をしてあげましょう。
授乳後のゲップは丁寧にする
おっぱいやミルクの後のゲップがきちんと出ていないことで、授乳後や寝ているときのいきみにつながったりします。
産後すぐ助産師さんに病院の授乳室でアドバイスされた、「上手なゲップのさせ方」を、イラストにしてみました。
お腹マッサージをしてあげる
まだ上手にいきむことできない赤ちゃんには、便秘がつきものです。
便秘がちな時は動画のように、赤ちゃんのお腹に指をあて、ママから見て時計回りに「のの字」を描くようにマッサージしてあげると良いでしょう。
お腹が適度に刺激され、腸の動きを活発にさせることができます
足を持ち上げて軽く運動をさせる
イラストのように、赤ちゃんの足を持ち上げて軽く運動させることも効果的です。
赤ちゃんの足を持ち上げ、「1,2,1,2」と、片足ずつまたは両足そろえて、前後に動かしてあげます。
他にも、横を向かせてあげたり身体を立ててあげたりして、腹圧を変えてあげることでゲップやおながら出ることがあります。
新生児のいきみはいつまで続くのか
おっぱいやミルクの最中や、突然脈絡もなく「ウーン」とうなってきばる、新生児のいきみ。
顔を真っ赤にして苦しそうにしたりするので、
「どこか具合が悪いのかな」
とパパやママは焦ってしまいますが、珍しい現象ではありません。
長いと生後6カ月くらいまで続く子もいる
新生児のいきみは、生まれたての頃から始まる子もいます。
生後半年ほどで赤ちゃんは、自分で寝返りを打てるようになります。
身体を動かせると運動量も増えるため、自然にいきむことが少なくなるのです。
寝返りができるようになると落ち着く子もいる
寝返りができると、ずっとねんねしている状態よりも、赤ちゃんが自分の意志で動ける範囲が増えます。
ずっと寝たままの状態だと、
- 泣くこと
- 食事(授乳、ミルク)で吸う動き
- 胃や腸を動かし、消化や吸収すること
赤ちゃんの主な運動はこれくらいしかありません。
自分でコロコロ向きを変えたりできることで、
- ゲップやおならが出やすくなる
- おっぱいやミルクのあとにお腹にかかる圧力を逃したりできる
ようになります。
そのため、生後4~6カ月で自然にいきむことがなくなり、落ち着く子が多いのです。
まとめ
いきむと顔が真っ赤になったり、ゲップやうんちがいきんでも上手に出なくて気持ち悪くなってしまい大泣きしたりして、赤ちゃんと一緒に困ってしまいますよね。
しかし自分で寝返ったりハイハイできるようになる、生後半年間ほどの悩みであることがほとんどです。
「いきんで機嫌が悪くなったり心配になったりするけど、期間限定の悩みなんだな」
とおおらかに見て、気長に付き合ってあげるのも良いかもしれません。
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