
鏡を見た時に「フェイスラインがたるんできて、老けたなぁ」と感じることが多くなった
フェイスラインがたるむと、目元などにハリがあっても顔がだらんとした印象で、見た目年齢が上がってしまいます。
- フェイスラインがたるむ原因
- フェイスラインのたるみを改善する方法
ここでは、フェイスラインのたるみについて紹介します。
フェイスラインがたるむ原因
- 歯のかみ合わせが合っていない
- 鼻で呼吸せず口で呼吸する癖がある
- 加齢などで代謝が悪くなり体重が増えた
- フェイスラインだけではなく顔全体、身体全体が水分をためてむくみがある
デスクワークで肩が凝っていたり、スマホを長時間使用している生活も、代謝が悪くなりたるむ原因になります。
子育てや家事、仕事で忙しいとあまり噛まずに食べる習慣がついてしまいます。
また、口呼吸していると鼻から上の筋肉がたるみます。
目元周辺や口角が重力で下がってきて、二重アゴの原因にもなります。
息を吸うためにいつも口が開いている状態だと、だらしない印象も与えがちです。
お酒を毎日飲んでいたり、塩分の多い食生活をしたりしていると、身体全体がむくみやすくなります。

老廃物が排出されず、顔周辺の血液の循環も悪くなり、腫れぼったくなることもあります。
フェイスラインのたるみを改善する方法
- 首や鎖骨のマッサージをする
- フェイスラインのツボを刺激する
- 姿勢を正す
- かみ合わせに気を配る
- 顔の筋トレをする
- 肌の乾燥を防ぐ
- 表情に気を付ける
ここでは、フェイスラインをたるませないコツを7つ紹介します。
首や鎖骨のマッサージをする
身体の表面には、静脈やリンパ液が流れるリンパ管があります。
静脈の血流や顔周辺のリンパの流れを促進させるには、鎖骨や首のマッサージが有効です。
- 鎖骨のマッサージ方法…バストより少し上で両手をクロスする
- クロスした指を鎖骨の上にあるくぼみに当て、回すようにして押しながら揉む(もむ)
- 首のマッサージ方法…首をカクッと、左右交互に5回ずつ傾ける



鎖骨や首には大きなリンパの流れがあるので、身体全体のむくみやたるみ改善、代謝アップにもつながります。
フェイスラインのツボを刺激する
顔にはフェイスラインを刺激し引き締めたり、緊張をとるツボが集まっています。
- 頬車(きょうしゃ)
…「エラが張ってきた」と感じた時に効果的なツボ。
あごの下から顔周りの骨格に添ってたどると、角になっている部分がある - 頬車のツボの見つけ方
…エラが張る部分の曲がり角から、目に向けて人差し指の先1つ分くらい内側に入った部分のツボ - 頬車のマッサージの仕方…指先やマッサージ棒で軽く押さえ、上に向けて少し引き上げる
また、天容(てんよう)というツボのマッサージも、フェイスラインの引き締めに効果的です。
- 天容(てんよう)
…「ほうれい線が目立ってきたな」と感じた時に効果的なツボ - 天容のツボの見つけ方…頬車のツボをみつけたときに目安にした顔の曲がり角、エラの部分の裏側にあるツボ
- 天容のマッサージの仕方…少し深めに指先やマッサージ棒で押さえてから、耳たぶ(斜め上、後方)に向かって引っ張り上げる






フェイスライン全体を引き締めたいときは、下関(げかん)というツボの刺激も効果的です。
下関は頬車のツボ(顔の角から少し内側)から真上に上がり、骨格が盛り上がっている部分にぶつかる手前のツボです。
下関のツボを引っ張り上げるように押して刺激し、さらにその上方にある上関(じょうかん)というツボも刺激します。
下関、上関のツボはフェイスラインのたるみ改善におすすめのツボです。
動画では、フェイスラインをすっきりさせるためのツボの刺激方法が紹介されています。
- 左手の親指で右目の下の、目の周りにある骨のくぼんだ部分を軽い力で押して刺激する
- 両手の人差し指で、おでこの髪の生え際より親指半分ほど上の部分を押して刺激する
- 左手の親指であご~右の目元にかけてと、あご~おでこの髪の生え際にかけてを交互に5回さするのを繰り返す
この流れを右手でも同様に行うと、左右バランスよくマッサージされます。
姿勢を正す
スマートホンを見たり、猫背の姿勢はフェイスラインに悪影響を与えます。
現代人はスマホ操作やデスクワークで、常に猫背になりやすい状態になっています。
- フェイスラインがたるんで大きな顔に見える
- あごが前につきでてバストの位置が下がり、老けた印象になる
- 前にかがんでいると胸が広がらないので呼吸を妨げ、血流を悪くしてしまう
女性はとくに家事や育児でも前かがみになり、どうしても猫背になりがちです。
スマホの見過ぎで下ばかり向いていると、顔の皮膚も重力で下がりがちになります。



フェイスラインをたるませないための姿勢は、大きな鏡の前で横向きになったときにチェックすることができます。


猫背にならないように、意識して胸を張って生活しているから大丈夫!
という人も、胸が反りすぎて骨格をゆがませている場合があります。
鏡で上記のような姿勢になっていないか、気付いた時のチェックが大切です。
かみ合わせに気を配る
かみ合わせが悪いと、唇周辺や顎(あご)の筋肉をかたくしてしまいます。
さらにかみ合わせが悪いと、こんな症状も出てきます。
- 頭痛や肩こり、首こり
- 身体全体の骨格のゆがみ
- あご部分のフェイスラインが膨らんだように見える
また、左右どちらかの歯で噛む癖がついていて、フェイスラインがアンバランスになる場合もあります。
歯科でかみ合わせをチェックしてもらうと、オーダーメイドのマイスピースを作ってもらえます。
日々のケアもマウスピースを外して洗浄液につけるだけだったり、手軽なのも魅力です。
顔の筋トレをする
動画のように、頬の筋肉をほぐしてからフェイスラインを引き締める方法もあります。
頬の筋肉は歯をかみ合わせた時に動く、顔の両側の筋肉のことです。
- 人差し指と親指で、頬の筋肉をつまむ(左右同時につまんでもいいが、片方ずつの方が頬がゆるんでつまみやすい)
- 頬の筋肉を挟んだまま、ゆびで上下に引っ張る
- 指先で頬の筋肉を回転するようにひねり動かす…顔の筋肉がある程度ほぐれていて柔らかい時におススメ
「顔の筋肉が硬い」と感じる時は、指先で頬の筋肉を前後に揺らしてほぐしてあげましょう。
これを繰り返すと顔の筋肉がほぐされ引き締まり、フェイスラインがシャープになってきます。




爪が長い場合指先で頬をつまむと傷つけるので、指を折り曲げて指の腹や側面で頬をはさむようにして刺激を与えましょう。
肌の乾燥を防ぐ
フェイスラインを引き締めるツボを刺激したりマッサージしたりしても、


一時的に皮膚が引っ張られただけで、時間がたつとすぐ顔が垂れた印象に戻ってしまう
というケースもあるでしょう。
フェイスラインのたるみは、以下の3つの部分が弾力を失うことで起こります。
- 真皮(しんぴ)
- 皮膚の脂肪部分
- 表情の筋肉
顔の皮膚は薄く、乾燥しやすい部位です。
肌がプルンとしている人は、顔に弾力があり、垂れていない印象がしますよね。
肌が十分に保湿されていると、紫外線や大気汚染、乾燥などの刺激からも守られやすくなります。
表情に気を付ける
顔の表面には60もの表情の筋肉があります。



同じ表情のままだったり、使わなければ表情筋も衰えてしまいます。
あなたは顔の表情についてこんな癖(くせ)はありませんか?
- 考え事をするときに無意識に片目を閉じている
- 笑う時、口角をあげずに同じ表情で微笑むのみ
こうした無意識の表情の癖は、写真や鏡でチェックすることができます。
チェックができたら、同じ表情で固まらないよう意識して直していくことができます。
- 鏡に向かって真っすぐ立って目を閉じ、少しリラックスします。
- ゆっくり目を開けると、無表情で一番自分が自然にしている表情を見ることができます。
普段無意識にしている表情を知ることができたら、気になるたるみをとるトレーニングを実践しましょう。
- 背筋をピンと伸ばし、両手を合わせて合掌する
- 身体の中の酸素を全て吐き切るイメージで、息を吐く
- 「シューっ」と口をすぼめ声を出しながら、鼻から息を思い切り吸う
- 10秒目を閉じたまま、顔の中心にパーツを集合させるイメージで「シュー」の口のまま止まる
- 合掌していた手と顔をぱっと解放し力を抜く
- まぶたをとじて終了、を数回繰り返す




顔全体が暖かくなる感じがすると、血流やリンパの流れが良くなってきた証拠です。


そういえば、最近思い切り笑ったり、泣いたりしてないなぁ。
と感じる人は、表情筋も硬くなっている可能性があります。
まとめ
女性が「フェイスラインがたるんだ」と感じるのは、写真を見て客観的に自分を観察した時が多いです。
意識して笑ったり泣いたりする生活を心がけると、心も前向きになりフェイスラインも引き締まるかもしれませんね。
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