
朝起きたら最近、目元がむくんで腫れぼったい気がする
目元がむくむと、顔全体がパンパンになったように感じたり、お化粧のノリも悪くなってしまいますよね。
- 目元のむくみを取るのに効果的な方法
- 慢性的に目元がむくむ場合の対処方法
この記事では、目元のむくみ解消に効果的な方法などを紹介します。
目元のむくみを取るのに効果的な方法
目元のむくみは放置していても、自然に治ったり簡単に解消されるものではありません。
- 目元を冷やすだけではなく温めるのと交互に行う
- ツボ押し
- 水やお茶を飲む
- マッサージをする
ここでは、目元のむくみ対策に効果的な方法を4つ紹介します。
目元を冷やすだけではなく温めるのと交互に行う
まぶたがむくんでしまう主な原因は血行不良です。
解消するには目元を冷やすだけではなく、冷→温→冷→温と繰り返すことで血行を良くするのが有効です。
- タオルを水で濡らし、電子レンジで20秒ほど温めてホットタオルを作る
- 冷水でぬらしたタオルを別に用意する
- 温めたタオルと冷たいタオルを交互に目元の上に乗せる

1日に1回、余裕がなければホットタオルを目元に当てるだけでも、血流が改善されてむくみに効果があります。
ツボ押し
目元の周辺にはむくみにきくツボが3つあります。
- 攅竹(ざんちく)…眉の頭部分の内側にあり、目の上の骨格がへこんだ場所にあるツボ。
眼精疲労、目元周辺のむくみに効果がある - 太陽(たいよう)…こめかみから少し下にいった場所にあるくぼんだツボ。
眼精疲労やむくみを軽くし、身体の代謝機能をあげてくれる - 承泣(しょうきゅう)…黒目の真下に位置する骨格の上にあるツボ。
整腸作用、目元のたるみ改善に効果がある
目をホットタオルで温めた後や入浴後、血流が良くなっているときにこれらのツボを押すとより効果的です。
強く押す必要はなく、「少し目が疲れたな」と感じたら刺激してみることを習慣にするとよいでしょう。
水やお茶を飲む
むくみとは、身体の中に余分な水分がたまった状態のことです。
- 血行不良…静脈には要らなくなった水分や、栄養分を体の外に出す働きがあります。
その流れが悪くなると、身体にむくみになってたまってしまいます。 - 冷え性…筋肉が固くなり、血行が悪くなる原因になります。
- 運動不足…体を動かさないと、血流を促すリンパの回りの筋肉も動かず、水分や老廃物が身体の中でとどこおってしまいます。
- 甲状腺機能の低下などの病気…内分泌系の病気にかかると、身体の中の水分の排出がうまくいかなくなります。
また、長時間同じ姿勢でいることも、手足がむくみやすい原因になります。
ラーメンなどこってりしたものを食べると、たくさん水が飲みたくなりますよね。
熱いものを食べると冷たい水が飲みたくなりますが、常温の水やお茶のほうが身体が冷えにくく、むくみに効果的と言われています。
塩辛いものを食べた後に水やお茶を飲むと、飲み過ぎてしまうのでかえってむくみの原因になりかねません。
マッサージをする
動画では、目元のむくみ改善に効果があるマッサージ方法が紹介されています。
- 両手の中指と人差し指で目頭から目じりにかけて、目の下の部分を少し強めの力でさする
- 目じりまで来ると、キツネ目になるように斜め上方向へ指で目を引き上げる
- そのまま20秒ほどキープする
目元ケア専用のアイクリームを塗ったうえでマッサージをすると、さらに効果的です。
目元周辺の皮膚はデリケートなので、傷つけずマッサージするためにもたっぷり使いましょう。




マッサージをすることで目元周辺の血流を良くし、不要な老廃物や水分の排出につながります。
アイクリームには保湿作用もあるので、乾燥からまぶたを守り、目元にハリや弾力も与える効果も期待できます。
慢性的に目元がむくむ場合の対処方法
- 枕を変えてみる
- 寝る姿勢に気を付ける
- アルコールを控える
その場合、習慣的な姿勢や生活スタイルなどに原因があるのかもしれません。
枕を変えてみる
心臓からの血流が、顔や目元周辺に滞りやすくなってしまうからです。


枕の高さを変えてみたら、むくみがましになった
という人もいます。
寝る部屋の温度が高すぎてもダメで、特に目元周辺の皮膚は薄いので乾燥が進みやすいです。
また、寝る前に1分ほど、以下のようなストレッチをするのも良いでしょう。
- 首、肩を10回ほどぐるぐると大きく、コリをほぐすようにして回す
- 後頭部から首筋真ん中にかけていったところの少しくぼんだツボ、「盆の窪」という場所を5秒ほど力を入れず押す
- 握りこぶしを作り、左右それぞれのわきの下にはさんで、ぐりぐりと5秒ほど押す
寝る姿勢に気を付ける
うつ伏せや横向きの姿勢は顔の一定方向に重力がかかり、むくみや「左右で顔の印象が違う」といったことが起こりやすくなります。
また、寝る前に利尿作用が強いコーヒーや紅茶などのカフェインが含まれた飲み物を飲むのは良くありません。


ルイボスティーはノンカフェインで、むくみ改善に効果があるカリウムが多く、心身もリラックスさせてくれるのでおすすめですよ。
アルコールを控える
お酒をよく飲む人はそれだけ毎日むくみやすくなります。
アルコールを分解・排出するために、体内では大量の水分が消費されているからです。




お酒を飲むとトイレが近くなりますよね。
また、アルコールは「抗利尿ホルモン」という、尿を排出するのを抑えるホルモンの働きも弱めてしまいます。
これにより通常よりたくさん水分が外に出て、必要な水分が足りない状態になります。
- お酒を飲むとトイレに頻繁に行きたくなる
- 排尿を繰り返し、身体が水分不足の状態になる
- のどが渇き、さらにお酒や水分を飲む
こうしてトイレに行ってはお酒を飲み、翌日身体がむくむという流れになります。


さらにお酒のお供である濃い味のおかずやおつまみに含まれる塩分は、むくみを作る原因になりがちです。
どうしてもお酒の席を外せない場合は、薄味のサラダやおひたし、塩分や水分を出してくれるカリウムが豊富な物を摂取しましょう。
まとめ
むくみは外食が続いたり、アルコールを飲み過ぎていないか、日々の生活を振り返るサインかもしれません。
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