
まぶたがくぼんでいて、「疲れてる?」「眠そう」と周りからもよく言われる…。
まぶたがくぼんでしまうと、実年齢より高く見られたり、疲れた印象を与えてしまいがちです。
- まぶたのくぼみができる原因
- まぶたのくぼみを改善する即効性のある方法
- まぶたのくぼみを長期的に改善する方法
ここでは、まぶたにくぼみができる原因と、血行を良くし改善するためのマッサージ方法を紹介します。
まぶたのくぼみができる原因

まぶたや目の周辺は、ストレスや寝不足などの疲れが出てしまいやすい部位です。
まぶたがくぼんでしまう原因には、以下のようなものがあります。
- 加齢が原因で目の周辺のコラーゲンが減少している
- ストレスでやつれたり、ダイエットでまぶたの下部分の脂肪が減少し、骨格が浮いて落ちくぼんで見える
- 加齢で顔の筋肉が落ち、筋肉の上に乗っている皮膚が残っている他の部分の筋肉に引っ張られ伸びている
- デスクワークやスマホのしすぎなどで目が疲れている




コラーゲンやまぶたの皮下脂肪の量は20代前半で最も多くなり、その後年齢とともに減ってしまいます。
また、寝不足や目が疲れることを長時間すると、目の周りの筋肉が凝って、その上に乗っている皮膚にくぼみができることがあります。
まぶたのくぼみを改善する即効性のある方法
- 目の周りの血行を良くするためのマッサージをする
- メイクを工夫する
- 睡眠をとり疲労回復を促す
ここでは、まぶたがくぼまないためにできる工夫について紹介します。
目の周りの血行を良くするためのマッサージをする
寝不足やデスクワークで目の周辺が凝ってくると、血行が悪くなってしまいます。
目元のくぼみの原因になるので、血行を良くするためにマッサージが効果的です。
- タオルを水で濡らし、電子レンジで30秒ほど温め、蒸しタオルにする
- 顔を上に向け、タオルを目元だけではなく顔全体に乗せて1~2分ほど待つ
- 冷たい水で優しく洗顔する
目元だけではなく、顔のむくみもスッキリしたと感じるでしょう。


血行が改善されると目元がすっきりするだけではなく、視界がクリアになり気持ちも落ち着きます。
メイクを工夫する
海外の女優さんなどは、くっきりとくぼんだ目元だとセクシーだと感じますよね。
しかし私たち素人では、くぼみを生かすのは難しいので、目立たなくする方が実践しやすいでしょう。
- 暗めのアイシャドウを使わない
…目がくぼんでいると影ができて暗い印象を与えます。
明るい色をほんのりと乗せる程度にしましょう。
アイシャドウの下地にも、明るい色を使う…アイメイクをする土台にも、くぼみで影ができることを考慮して明るい色にします。 - 目元全体にベージュ系などの膨張色で、肌になじみの良いアイシャドウを広げる
…くぼみが気になる上まぶただけではなく、涙袋にもなじませることで、目元全体が明るくなります。
思い切って明るい色に切り替えると、見た目の印象も変わって気分転換にもなるでしょう。
睡眠をとり疲労回復を促す
目は様々なシーンで疲労を抱えやすいです。
- 睡眠不足やストレス、首や肩などの凝り
- まばたきが減ったことによるドライアイ
- スマホやタブレット、パソコンの使用しすぎ
- 長時間同じ姿勢での読書
目が疲れてくると、周辺の筋肉も落ちやすくなってしまいます。
スマホやiPadで「一日中目の周辺の筋肉が緊張しっぱなし」と感じる人は、ホットアイマスクも効果的です。
このアイマスクはシルク100%で、お肌にも優しいです。
カイロをセットするだけで使えて、使い終わっても沸騰したお湯に入れることで繰り返し使えます。
まぶたのくぼみを長期的に改善する方法
メイクなどで一時的にまぶたのくぼみが改善できても、翌朝には元通りだとガッカリしてしまいますよね。
- 目の周りが乾燥しないように保湿する
- アイクリームを使う
- 目の周りの筋肉を鍛える
- コラーゲンを摂取する
ここでは、長期的にまぶたのくぼみをなくすための方法を紹介します。
目の周りが乾燥しないように保湿する


まぶたが乾燥すると、目の周りのハリが失われてたるんだ印象を与えてしまいます。
まぶた周辺の皮膚は薄く、乾燥しやすいです。
皮膚がハリや弾力を出すために必要なコラーゲンの生成には、皮膚に適度な水分、保湿が不可欠です。
- 両手で顔全体に優しく化粧水をのせる
- 化粧水をコットンにしみ込ませ、目をおおうようにコットンを貼る
- コットンを取り、保湿乳液などをぬる
毎日こうしたケアを繰り返し、目の周辺を保湿することで次第にまぶたがふっくらしてくるでしょう。
アイクリームを使う
目の周辺の保湿ケアをしていても、加齢や乾燥する季節では行き届かないことがあります。
目元の皮膚は薄いため、強い力でクリームを塗り込むのは良くありません。
シワの原因にもなるので、クリームを指先に少量付けて、優しい力で目元をたたいてなじませると良いでしょう。
クリームは最初に塗り込むのではなく、化粧水や保湿美容液をぬったあと、最後に使いましょう。
目の周りの筋肉を鍛える
目の周辺には眼輪筋(がんりんきん)という筋肉があります。
眼輪筋は30代後半で落ちてくることが多く、「アラフォーに入って目がくぼんできたな」と感じる場合、眼輪筋の低下が原因と考えられます。
- 両手の指で目じりを顔の側面(外側)に向けて引っ張る
- そのまま5秒目を閉じる
- ゆっくりと目を開ける
- 両手の人差し指で目じりを押さえ、顔の外側斜め上方向に引っ張る
- また5秒目を閉じる
- 同じく両手の人差し指で目じりを押さえ、今度は顔の斜め下方向に引っ張り、5秒間目を閉じる
- これを5回繰り返します
目の周りの筋肉が鍛えられるとこんな嬉しい効果があります。
- 余計なむくみやくぼみ、脂肪がとれて、ぱっちりとした目になる
- たるんでいた筋肉がはりを取り戻し、シワが伸ばされて目が大きくなったように見える




目をぎゅっと閉じて5秒間してから、思い切り開くのを繰り返したり、より目にすることでも筋肉がほぐされ鍛えられます。
コラーゲンを摂取する
肌のハリや弾力を作ってくれるコラーゲンは、加齢とともに自然に減ってしまいます。
その他にもコラーゲンが減少する原因はあります。
- コンタクトレンズを使っている
…ハードコンタクトレンズを使うと、特にコラーゲン細胞が破壊されやすいとされています。 - 洗顔やクレンジングで刺激を与えすぎている
…アイシャドウなど目元のメイクを落とすとき、指でこすったりゴシゴシすることでコラーゲンが損なわれます。
目の周りのマッサージのしすぎが原因になることもあります。 - 乾燥している
…紫外線を浴びたり、加齢によって皮膚の水分が乾燥しやすくなり、コラーゲンが破壊されやすくなります。 - 寝不足などで女性ホルモンが減少している
- コラーゲン…鮭やブリ、鳥の皮、牛の筋肉に多く含まれています。
水に溶けやすいので、焼かずにスープや煮物にして水分ごと摂取するのがおススメです。 - タンパク質…牛乳などの乳製品、卵、肉製品に含まれる動物性たんぱく質。
または豆腐やお米、小麦に含まれる植物性たんぱく質をバランスよく摂取しましょう。 - ビタミンC…レモンやイチゴなどの果物、緑黄色野菜、パプリカなどに含まれます。
ビタミンはすぐに体外に排出されてしまうので、できるだけ毎日摂るようにしましょう。
まとめ
体つきはほっそりしていて若々しくても、目元にしわが重なったり、くっきりとくぼんでしまうこともあります。
ぱっちりとした明るい印象を与え、クリアな視界で生活するためにも、目元のケアは習慣にしたいですね。
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