肉割れはすぐにケアすれば悪化を防げますが、背中側に気付けばできていることも多く、対処が遅れてしまいがちです。
- 肉割れの部位別マッサージ方法
- 肉割れマッサージをする際のポイント
- マッサージ以外に肉割れを消す方法
この記事では、肉割れしたときの部位別のマッサージの方法とポイントを紹介します。
肉割れの部位別マッサージ方法
- お腹周り
- 太もも・足
- お尻
- 腕・二の腕
ここでは4つの部位別に、肉割れを解消するマッサージ方法を紹介します。
お腹周り
妊娠すると急激におなかが大きくなるので、妊娠線として肉割れが最も出やすい場所です。
乾燥することで肉割れができやすくなるので、お腹周りは保湿しながらのマッサージが不可欠です。
- クリームやオイルを手に取り、人肌で軽く温める
- おへそを中心に円を描くように、ゆっくりと優しくクリーム、オイルを塗りこむ
- しっかりとクリームが皮膚に浸透したと感じたら、お腹の下側から上に向かって、手の平全体でなでるようにマッサージする
強い力で揉むと、皮膚をひっぱり余計に傷つけてしまうことがあるので気をつけましょう。
太もも・足

ヒールやパンプスなどを履くと足の指に踏ん張りが効かなくなり、太ももやふくらはぎなどの部位に負担がかかります。
足の指の負担を補うためにミミズばれのような線が走り、体型が変わらない細い人でも足は肉割れができやすい部位です。
太腿(ふともも)も脂肪がつきやすく、手が届きにくいので肉割れに注意しましょう。
- クリームやオイルを手に取り、ヒザの裏からお尻の方向にぬっていく
- クリームがなじんだら、太ももの下の方からお尻の方向へ上がっていくように塗り込んでいく



マッサージ以外にも、足にできた肉割れにはテーピングや、歩き方を意識して帰ることが有効です。
親指を浮かせて歩く癖がある人は足の肉割れに悩まされることが多く、太ももまで亀裂が走ることがあります。



外反母趾や偏平足、浮き指が原因で肉割れすることがあるので、足や太ももの筋肉に負担がかからないようにしたいですね。
お尻
お尻や腰も以下の理由から肉割れがおこりやすいです。
- 脂肪がつきやすい
- 冷えやすいので血行が悪い
- 肌が乾燥する
- 身体の側面からお尻の下のラインにかけて、半円を描くようにマッサージする
- オイルや保湿クリームをたっぷり手に取り、お尻の中心から腰(上)に向かってもみ込む
上の動画にあるように、乾燥しやすいお尻は保湿を心がけ、マッサージで血行促進するのが有効です。
腕・二の腕
腕や二の腕は洋服で隠れやすく、肉割れができていても気付きにくい部位です。




春から夏は紫外線を浴びやすく、冬は厚着することで衣服でこすれやすく、二の腕の皮膚は常に水分を失いやすいです。
皮膚が乾燥すると最初に、赤紫色の線が走ります。
これは表皮の下の毛細血管が浮き出た状態で、ここで保湿ケアをすることで白い線になり、消えにくくなるのを防げます。
- クリームを手の平につけて、ひじから肩に向けてなじませる
- 円を描くようにクルクルと手の平を回転させるように、クリームをもみこみながらマッサージする
オイルはべたつきやすく、ローションはクリームタイプより流れてしまいやすく、保湿力が弱いです。
良く伸びる妊娠線など専用のクリームを選ぶようにしましょう。




何もつけずに、ただマッサージをすると、手がすべらず力が入りすぎて、かえって皮膚を傷めてしまうことがあります。
肉割れマッサージをする際のポイント
ここでは、肉割れを少しでも薄くするためのポイントを紹介します。
ゆっくり丁寧にする
肉割れマッサージのポイントは、「ゆっくり・丁寧に・じっくり」です。
軽く皮膚をほぐすくらいの感覚で、血行を促してあげましょう。
血行が悪くなると皮膚が固くなり、乾燥が進むと肌の表面が割れやすくなります。



血流が良くなると肌の代謝機能が上がり、皮膚が再生しようとする力もアップします。
肉割れの元になっている真皮のダメージが回復しやすくなるので、ゆっくりと根気よく続けることが大切ですね。
朝は肌がまだ紫外線にさらされていなくて、お風呂上がりは急激に乾燥し、肌がクリームなどの成分を吸収しやすいためです。
マッサージ以外に肉割れを消す方法
肉割れは一度できてしまうと、自然に放置していては完治しないことがほとんどです。
肌の表面ではなく、その奥の真皮や皮下組織が裂けてしまうのが原因なので、セルフケアでは対処ができないことがあります。
ただ、完全に消せなくても薄くする・目立たなくすることは可能です。
- できてしまった肉割れを薄くするクリーム
- レーザーや炭酸ガス
- ダーマローラー(ダーマペン)
主に妊娠線ができるのを予防するクリームは以前からありましたが、最近ではできてしまった妊娠線(肉割れ)を薄くするクリームが登場しました。
フランスのセダーマ社が開発したレジストリルという成分は、できてしまった妊娠線の深さを72%まで回復したという驚くべき効果を上げて話題になっています。
その成分が配合されたクリームが国内でも販売され、早くも人気になっています。
プレマーム
価格(税別) | 【定期コース】送料無料 初回 1,800円 2回目以降 5,440円 ※3回目受け取り後は解約・休止OK |
内容量 | 120g(約1か月分) |
香り | オレンジの香り |
レーザー治療や炭酸ガスレーザー、ダーマローラー等は主に美容外科や美容皮膚科で受けることができます。
保険の効かない自由診療のため、費用は高額になりがちですが、より確実な効果が見込めるため検討してみるのもよいでしょう。
【肉割れ治療がおすすめの美容外科&美容皮膚科】
クリニック名 | 料金例 |
聖心美容クリニク | ダーマペン 1回 50,000円 イントラセル 1回 180,000円 |
湘南美容クリニック | 炭酸ガスレーザー お腹 24,700円 |
恵比寿美容クリニック | 炭酸ガスレーザー 1回 35,000円~ (手のひらサイズ) |
まとめ


夫に指摘されて背中や二の腕の肉割れに気付いてから、着たい服が着られなくなった
という女性も多い程、悩みの種になってしまう肉割れ。
肉割れを気にしてストレスになってしまうと、代謝も血行もさらに悪くなってしまいがちです。



マッサージをしながら自分の身体をいたわる時間を持てると、ストレスもお肌へのダメージも軽減されるかもしれませんね。
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