鏡を見ては憂鬱(ゆううつ)になるシミやそばかす、美白化粧品などのセルフケアを続けても短期間で目に見える効果がなくて諦めかけていませんか?
通常のレーザー治療では細かい「そばかす」などは1つずつピンポイントで当てていくのは大変な上に、レーザーの出力が高いので施術後は顔中「かさぶた」になりかねません。
しかし、「フォトRF」なら、シミ治療に使用されるレーザーと比較してもパワーは抑えめなので、ダウンタイムも少なく顔全体に照射することが出来ます。
そこで今回は効果が出るまでに必要な平均回数と、フォトRFの副作用についてお話していきます。
フォトRFはシミやそばかすに対して効果的
- 光エネルギー・・・インテンスパルスライト(IPL)を照射するとメラニンや毛細血管など色素のみに反応するため、そばかすやシミに対して効果が高い。
- 高周波エネルギー・・・表皮にあるメラニンに作用されずに真皮にまでエネルギーを届けることが出来るのでコラーゲンやエラスチンの生成を助けてくれる。
従来の光エネルギーのみのフォトフェイシャルの場合、深い場所にあるシミを治療するために出力を上げてしまうと表皮が火傷(やけど)を起こす恐れがありました。
【フォトRFが向いている人】
- シミやそばかすが顔全体に多く点在している
- シワやたるみが気になる
- 赤ら顔・赤ニキビ悩んでいる
フォトRFの平均的な治療回数は5回
フォトRFはシミ取りレーザーよりもマイルドなパワーで照射するので、やはりシミやそばかすに対しても効果が弱まります。
もちろん1回の治療でもコラーゲンやエラスチンが増成されるため、肌のハリを実感することは出来ますが、目に見える効果が現れるまでには時間がかかるでしょう。
3~4週間おきに照射
肌の新陳代謝に合わせて治療すると効果的なので、1度目の施術から3~4週間の間隔を空けて2度目のフォトRFを受けましょう。
また、レーザーを照射するとメラニンが破壊されて、シミやそばかすのある場所にかさぶたが出来るのですが、かさぶたが出来るということは肌が傷付いている証拠です。
状態によっては5回より多く治療
まだシミやそばかすの範囲が広く残っているなら、フォトRFをしばらく続けなければならないのでさらに多くの治療が必要です。
フォトRFがおすすめの美容外科クリニック
- 湘南美容クリニック
- 品川美容外科
どちらもリーズナブルな料金設定で人気の高いクリニックですね。
湘南美容クリニック | 1回 9,800円 5回 46,800円 ※SBC会員はさらに割引あり |
品川美容外科 (フォトシルクプラス) | 初回 7,400円~ |
フォトRFによって起こり得る副作用
また、通常のレーザーとは違いダウンタイムもほとんど無いため、施術後からすぐにメイクも出来るといったメリットもあります。
しかし、フォトRF照射後の肌はデリケートな状態なのでケアを怠ると、副作用が出てくる恐れもあるので気を付けなければいけません。
稀に起こり得る副作用について、どのようなものがあるのか見ていきましょう。
肌が赤くなる
しかし、ほとんどの場合は当日~翌日には治まるため心配はいりません。
また、照射後は肌の新陳代謝が促進されている状態なので、肌の中で溜まっていた老廃物が外へと追い出されてきます。
シミやそばかすの状態が悪化する
フォトRFの施術後は、シミやそばかすなどに強く反応すると濃くなったように見えますが、しばらくするとその部分にかさぶたが出来ます。
まだ完成していない新しい皮膚が表面に出てしまうため、炎症性色素沈着を起こしてしまう可能性が高くなります。
せっかく治療を受けてもまた新たなシミが出来てしまっては意味がないですよね?
まとめ
- フォトRFは「光エネルギー」と「高周波エネルギー」を同時に照射することで、より深い場所にまで安全にエネルギーを届けることが出来る
- 施術は3~4週間の間隔を空けて5回程度が目安
- かさぶたを無理に剥がすと炎症性色素沈着を起こすことがあるため絶対にNG!
フォトRFは顔全体に広がっているそばかすやシミに効果的で、さらに真皮層にまで熱が到達するのでコラーゲンやエラスチンが増成され、肌のハリや弾力を感じることが出来る施術です。
まずは、3~4週間置きに5回の施術を受けてみて下さい。
それでも改善されない頑固なシミは、Qスイッチレーザーのようなピンポイントに照射するシミ取りレーザーで撃退しましょう。
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