ニキビやシワ・たるみ・シミなど歳を取るにつれて、肌トラブルの悩みは尽きないものです。
そんな複数の肌トラブルに効果があると言われているのが、無数の針で肌を刺していく「ダーマローラー」。
そこで気になるのが、「どのくらいの回数施術を受ければ効果が現れるのか」ではないでしょうか?
この記事では、ダーマローラーをどのくらいの頻度で治療をすれば良いのか詳しくお話ししていきましょう。
そして、ダーマローラーが様々な肌トラブルを改善させるその秘密についても触れていきたいと思います。
ダーマローラーが肌に効果的な理由
とても痛そうなイメージですが、針の長さによっては表面麻酔を使用するため施術中の痛みはほとんど感じません。
この針を刺すという施術で、どのような効果が現れるのか見ていきましょう。
コラーゲンを直接増やせる
ダーマローラーの針の長さは0.2㎜~2.5㎜まであり、改善したい肌トラブルに応じて長さを変えて施術していきます。
ここで重要なのが、針が皮膚内のどの層まで達するのかということです。
どの針を使用しても真皮にまで到達するので、傷付いた細胞を修復しようとコラーゲンが生成されるため、肌のたるみやシワが改善されるのです。
美容成分の浸透を高める
しかし、ダーマローラーなら真皮層にまで無数の穴をあけることによって、美容成分を浸透させることが出来るのです。
肌の再生力を高める
コラーゲンが生成されることによって、肌が新しく生まれ変わる力が高まります。
ターンオーバーの滞った肌も、ダーマローラーを受ければ肌が活性化されてニキビやシワ、たるみ、毛穴の開きなど様々な肌トラブルが改善できるでしょう。
様々な肌質に使用できる
肌質を改善させる方法としてレーザー治療がありますが、日焼けした黒い肌では施術を断られることがあります。
しかし、ダーマローラーにはそのような制限は無く、敏感肌の人でも施術することが可能です。
正しく使えばリスクが少ない
ダーマローラーは、皮膚に穴を開ける施術なので長い針を使い深く刺せば、血が出ることもあります。
また、美容外科などで受ける場合は衛生面に関しても徹底的に管理されているので、安全性も高いです。
できれば使い捨ての商品の方が安全ですが、もし2回目以降も同じダーマローラーを使うときは必ず消毒してから使用するようにしてください。
セルフでダーマローラーをする場合は個人輸入になり、こちらで購入できます。
口コミなどで効果を確認して検討してみてください。
ダーマローラの効果を感じられる理想的な施術回数は5回
クリニックによっては3~6回のコースを設定しているところもあります。
比較的浅い場所で留まっているニキビ跡や小じわなどであれば、5回ほどで十分な効果が現れてきます。
肌の奥深くまで組織が傷付いている状態なので、回復するまでには何度も肌を再生させる必要があります。
肌の症状によって結果は違うので、まずは5回続けてみて肌の様子を観察していきましょう。
1ヶ月に1回のペースが良い
ダーマローラーの施術後は、腫れや赤みが出ることがありますが数日で治まるでしょう。
肌の表面は回復したように見えても、真皮層ではまだ傷付いた組織を再生しようとコラーゲンが生成されている時です。
効果はすぐには現れない
ダーマローラーの施術直後は、赤みや肌の乾燥によって決して美肌だとは言えない状態です。
皮がめくれて新しい皮膚が出てきてツルツルになったと感じるかもしれませんが、しっかりとコラーゲンが増えていくのは施術して2週間ほど経ったころからになります。
効果が出た後の持続性は長い
真皮層にまで達した針によって組織が傷付き、治っていく過程で生成されるコラーゲンは肌に長期的に残ります。
だからこそ、ダーマローラーを数回続けて肌トラブルが改善された後は、その効果が長く続くのです。
シワやたるみが改善された後はアンチエイジング効果のある化粧品を使用するなど、肌老化を予防していけば、かなり長くダーマローラー後の肌を保つことが出来るでしょう。
まとめ
- ダーマローラーは肌の創傷治癒力によってコラーゲンが増成される
- 施術の目安は1ヶ月の間隔を開けて5回程度
- 1度肌トラブルが改善されれば、また同じ症状にならないように予防することで長く効果が続く
ダーマローラーなら針の長さを変えるだけで、様々な肌トラブルを改善させることが出来ます。
しっかりとした効果を出すためには5回ほどの施術が必要なので半年ほどかかりますが、1度改善されれば長期的に良い状態が続くことがメリットです。
頑固なニキビ跡や、ずっと悩んでいる肌トラブルがある人は一度ダーマローラーを試してみましょう。
関連記事 ダーマローラーとよく似た効果のダーマペンについてはこちらの記事が参考になります。
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